WS8-5Back
シングルセル解析を応用したホヤ胚における神経細胞の分化を制御する転写因子カクテルの同定
*堀江健生
大阪大・院生命機能

ホヤは脊椎動物と同じ脊索動物門に属しており、脊椎動物に最も近縁な無脊椎動物である。ホヤの幼生はオタマジャクシ型の形態をしており、背側に神経管が位置するなど脊椎動物と共通の体制を備えているが、2600個程度と少数の細胞から構成されている。個体を構成する細胞数が少なく、過去の発生生物学的な知見が積み上げられているホヤは、個々の細胞の遺伝子発現を全遺伝子レベルで解析し、その分化機構を1細胞レベルで理解するために良いモデル生物である。本発表では、我々が進めているシングルセル解析を用いたホヤ胚における神経細胞の分化機構の解析やそれを応用した神経細胞の分化を制御する転写因子カクテルの同定について紹介する。
keywords: シングルセル解析、発生・分化、転写因子

Regulatory cocktail for individual neurons in a protovertebrate identified by whole-embryo single-cell transcriptomics
*Takeo Horie
FBS, Osaka Univ.