WS3-2Back
育種のためのコオロギ種群の分子系統および遺伝構造解析
*里村和浩[1], 中島祐一[2], 小倉淳[1]
[1]長浜バイオ・バイオサイエンス, [2]国環研・気候変動適応センター・
現在、地球規模の気候変動や人口増加による食糧不足を回避するため、新たな食糧資源の開発が求められている。昆虫は、タンパク質が豊富に含まれ、二酸化炭素排出量が少なく、容易に増殖するため、次世代の重要な食糧資源候補として注目されている。本研究では、食用昆虫としてコオロギに着目し、その育種や家畜化のポテンシャルを分子系統学および集団遺伝学的に検討した。我々は、コオロギが属するキリギリス亜目昆虫を日本全国から約80種、140地点、800系統以上を収集した。その中で、日本産のキリギリス亜目昆虫68種について、共通遺伝子を使用して分子系統樹を推定した。さらにエンマコオロギ72系統を用いて集団構造を調べた試みを報告する。
keywords: コオロギ;遺伝的多様性;分子系統
Molecular phylogenetic and genetic structure analysis of cricket species for breeding
*Kazuhiro Satomura [1], Yuichi Nakajima [2], Atsushi Ogura [1]
[1] BioSci, Nagahama-Bio.[2] CCCA, NIES.