WS11-3Back
メンデル遺伝の近代化―ベートソンからモーガンの時代へ
*澤村京一
筑波大・生命環境
メンデル生誕200年を記念し,20世紀初頭における遺伝学の発展史を概観する。メンデル遺伝の再発見,生物測定学派との対立,モーガン学派の展開などについては生物学史でこれまでも頻繁に取り上げられてきたが,メンデル遺伝の伝道者であったベートソンからモーガンへの橋渡しについてはあまりまとまった紹介がない。ベートソンとモーガンは当初ことごとく意見が対立し,同じ現象から違った解釈を導き出すこともあった。本講演では,ベートソンとモーガンの対立を中心として,遺伝学確立の歴史を紹介する。
keywords: 遺伝学の歴史
Modernization of Mendelism ― from Bateson to Morgan
*Kyoichi Sawamura
Fac. Life Env. Sci., Univ. Tsukuba