WS10-1#†Back
ゲノム編集技術を用いたダウン症候群におけるアストロサイト異常増殖の解析
*川谷圭司[1][2]
[1]大阪大学大学院医学系研究科・小児科学, [2]Mayo Clinic, Department of Neuroscience

ダウン症候群(Tri21)の病態遺伝子特定目的に、Tri21 iPSCを用いて、21番染色体のうち1本に、Tet発現誘導性を挿入した細胞株 (-Tri21 iPSC) を樹立した。はじめにTri21 iPSC由来のアストロサイト前駆細胞 (Tri21 APC) が、健常児由来と比べ増殖速度が亢進することを見出した。-Tri21 APCは、Doxycycline (Dox)投与なしの状態では健常細胞に比較して増殖率が亢進したが、Doxを投与することにより増殖率は低下し健常細胞と同程度となった。Doxを一定期間投与後再度中止することにより、APCの増殖率は再び上昇した。この表現型を遺伝子発現プロファイルと比較し、またさらにゲノム編集を行い、APC異常増殖に関与する遺伝子 () を同定した。
keywords: ダウン症候群;アストロサイト;XIST

Analysis of aberrant astrocyte proliferation in Down syndrome with genome editing technology
*Keiji Kawatani [1][2]
[1]Med. Ped, Osaka Univ.[2] Neuroscience, Mayo Clinic