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Wtap欠損がX染色体不活性化へ及ぼす影響
*朴潤姫[1], 佐渡敬[1][2]
[1]近畿大学 大学院・農学研究科・バイオサイエンス, [2]近畿大学・アグリ技術革新研究所

哺乳類メスで起こるX染色体不活性化(XCI)に必須なXist RNAの機能ドメインであるAリピート領域にはWtapが結合することが知られている。WtapはRNAのN-6-メチルアデノシン修飾(m6A)を触媒するタンパク質複合体の構成因子の1つで、複合体の機能に重要な役割を果たす。m6A修飾はXist RNAによる遺伝子の抑制に必要であることが報告されている一方、XCIにおけるWtapの役割は明らかになっていない。そこで本研究では、XCI開始前後のメスマウスの細胞でWtapの機能を阻害し、XCIにどのような影響を及ぼすか調べた。その結果、WtapはXCIの開始に必要であることが示唆された。
keywords: エピジェネティクス; マウス; gene silencing

The effect of Wtap deficiency on X chromosome inactivation in mice.
*Yun-Hee Park [1],Takashi Sado[1][2]
[1] Department of Advanced Bioscience, Graduate School of Agriculture,Kindai University., [2] Agricultural Technology and Innovation Research Institute,Kindai University.