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低線量率の紫外線環境下で働くDNA損傷応答経路の定量的解析
*島田遼 [1], 赤沼元気 [1], 菱田卓 [1]
[1]学習院大大学院・自然科学・生命科学専攻

生物は慢性的な低レベルの紫外線(CLUV)環境に適応するために様々なDNA損傷応答経路を獲得してきた。これらの損傷応答経路は互いに連携することで、損傷量の変化に応じたストレス耐性システムとして機能すると考えられているが、その詳細なメカニズムは不明である。本研究では、CLUV線量率を段階的に調節できる実験系を構築し、野生型細胞及び各損傷応答経路欠損株の生存率や増殖活性に及ぼす影響を調べた。その結果、CLUV環境では、欠損している損傷応答経路によって生存率と増殖活性の関係が大きく変化することがわかった。本大会ではCLUVストレスに対する耐性獲得において各損傷応答経路が果たす役割について議論したい。
keywords: 紫外線; DNA損傷応答; 出芽酵母

Quantitative analysis of DNA damage response pathways under CLUV stress conditions in Saccharomyces cerevisiae
*Ryo Shimada [1], Genki Akanuma [1], Takashi Hishida [1]
[1] Biol. Sci, Gakushuin Univ.