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大腸菌Rcsシグナル伝達系を担うタンパク質間のin vitro相互作用解析
*石崎裕介[1], 松岡聡[1]
[1]埼玉大・大学院・理工・生命科学

大腸菌におけるストレス応答経路の1つに二成分制御系であるRcs 系がある。Rcs 系は複数の膜タンパク質と細胞質タンパク質から構成されている。本研究では、Rcs系を構成するタンパク質間の相互作用解析を行なった。実験手法として、BACTH 法によるβ-galactosidase活性の値を用いて評価した。結果は、RcsCとRcsD・RcsB、RcsDとRcsB、YrfFとRcsC・RcsDの組み合わせではストレス条件下で活性が上昇した。遺伝学的には YrfF は RcsCに、RcsBはRcsDと相互作用すると考えられていたが、本研究の結果から YrfFとRcsBはRcsCとRcsDのどちらとも相互作用するという可能性が新たに示唆された。現在はRcsFに焦点を当て、各タンパク質を精製しin vitroにてリン酸基転移の有無から各タンパク質間の相互作用解析を行なっている。
keywords: 大腸菌; ストレス応答; タンパク質発現

In vitro interaction analysis between proteins responsible for Escherichia coli Rcs signaling system
*Yusuke Ishizaki [1], Satoshi Matsuoka [1]
[1] Biol. Sci, Saitama Grad Sch.