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日本産野生ハツカネズミにおける適応進化にかかわるゲノム領域の探索
*久保俊平[1], 藤原一道[1], 遠藤俊徳[1], 鈴木仁[2], 長田直樹[1]
[1]北大・学情報科学, [2]北大
日本列島に生息するハツカネズミはmusculus (MUS), castaneus (CAS) の2亜種の交雑種と考えられている。本研究ではハツカネズミ163個体の全ゲノムデータを用いて、日本産ハツカネズミ集団において適応的な変異が存在するゲノム領域の候補を、二つの統計的アプローチを用いて探索した。一つはハプロタイプベースの統計量によるゲノムワイドスキャン、もう一つは局所祖先推定を用いてCAS亜種由来のゲノムが偏って存在する領域の推定である。局所祖先推定による解析ではVmn2r67などフェロモンの受容体をコードする遺伝子や嗅覚受容体遺伝子など46個の遺伝子が候補として同定された。
keywords: ハツカネズミ;適応進化;局所祖先推定
Exploring genomic regions involved in adaptive evolution in Japanese wild house mice.
*Shumpe Kubo [1], Kazumichi Fujiwara [1], Toshinori Endo [1], Hitoshi Suzuki [2], Naoki Osada[1]
[1] Info. Sci, Hokkaido Univ. [2] Hokkaido Univ.