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公開データを用いた種間比較オミクス解析によるクマノミ亜科魚類における両性生殖腺形成の遺伝基盤
*八尾晃史[1], 三浦徹[1]
[1]東大・院理・臨海

オスからメスに性転換するクマノミ亜科魚類では,放卵は行わず放精のみを行う機能的なオスが,卵巣組織・精巣組織の同居した両性生殖腺を保持する.一般に脊椎動物の生殖腺は相互抑制的に働く様々なメス化因子とオス化因子の作用により,卵巣・精巣のいずれか一方に確実に分化することから,その両方の組織が同居する両性生殖腺を形成することは特異的な現象と言える.しかしながら,その遺伝基盤は未解明である.本発表では,公共データベース上に存在するクマノミ亜科魚類のゲノム・トランスクリプトームデータを利用した種間比較解析から明らかにした,両性生殖腺形成の遺伝基盤について報告する.
keywords: ゲノム;トランスクリプトーム;生殖腺

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The genetic basis of ovotestis formation in anemonefishes based on interspecific omics analysis
*Akifumi Yao [1], Toru Miura [1]