2D-03Back
減数分裂期染色体因子Zip3のC末端領域の新規機能解析
吉村慧[1], 関温子[1], 林原加代子[2], *篠原美紀[1][2][3]
[1]近畿大・農・生物機能, [2]大阪大・蛋白研, [3]近畿大・アグリ技研
減数分裂期における交差型組換えの制御に重要な染色体構造因子Zip3は482アミノ酸からなり、N末端領域のRing-fingerはZip3の染色体上の局在に必須である。一方で機能未知のC末端領域の欠失は、染色体上局在は保ったままzip3欠失株と同様に組換え欠損を示す。このことからZip3のC末端領域に他の機能因子との相互作用部位があることが示唆された。様々なC末端領域を欠くzip3変異株を作成し、Zip3およびMsh5のクロマチン上への局在を解析したところ、zip31-357でZip3の局在は野生株と同様であったが、Msh5の局在は著しく減少した。一方でzip31-460ではMsh5局在に影響は見られなかった。これらの結果からMsh5のクロマチン局在にZip3C末端の358-459の領域が必要であることがわかった。
keywords: 組換え:減数分裂期:染色体構造
Functional analysis of the C-terminal region of Zip3, a component of the meiotic chromosome
Kei Yoshimura [1], Haruko Seki [1], Kayoko Hayashihara [2], Miki Shinohara [1][2][3]
[1] Agri., Kindai Univ.、 [2] IPR, Osaka Univ.、 [3]ATIRI, Kindai Univ.