2B-06Back
基底状態ES細胞におけるDNA脱メチル化機構の解明
*丸谷美結, 吉岡和真, 森田拓海, 関由行
関西学院大・理工・生命医化学
マウスにおいて、受精直後に雌雄の配偶子由来のDNAのメチル化が脱メチル化を受け、着床期の内部細胞塊では基底レベルまでメチル化レベルが減少する。ES細胞を2i条件で培養することで、in vivoの内部細胞塊と同レベルまでDNAのメチル化が減少し、この系を用いて転写因子PRDM14によるDnmt3の転写抑制がDNA脱メチル化機構の主要経路であることが示されている。
今回我々は、転写因子PRDM14とロイシンリッチリピートタンパク質であるPRAMEファミリーが協調して、UHRF1の分解依存的な経路及び非依存的な経路でDNAの脱メチル化を誘導する新たな経路を同定した。本会では、Prdm14とPRAMEL7を中心とした脱メチル化メカニズムを紹介する。
keywords: DNAメチル化;ES細胞;エピジェネティクス
Molecular mechanisms for global DNA demethylation of ground-state pluripotency in mouse embryonic stem cells
*Miyu Marutani, Kazuma Yoshioka, Takumi Morita, Yoshiyuki Seki
Biomedical Chemistry, Kwansei Gakuin Univ.