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虚血性網膜症におけるエピジェネティックな発現制御機構の解析
*根尾 卓磨[1][2], 中西健悟[1], 高村 佳弘[3], 稲谷 大[3], 沖 昌也[1][4]
[1]福井大・院工・生物化学, [2]JSPS 特別研究員, [3]福井大・医・眼科, [4]福井大・ライフセンター
胎児期に起こる網膜血管の発生は、低酸素刺激に基づくプロセスにより、形態や伸長方向が厳密に制御されている。しかし、糖尿病などの原因から、生後に虚血が生じた場合には、正常な血管の再構築は認められない。我々は、上記の現象が、組織形成と成熟の段階に従ったエピゲノム変化からもたらされる、低酸素応答の多様化によるものと考え、分子メカニズムの解明に挑戦している。本学会では、網膜症モデルマウスを用いた遺伝子発現解析と薬剤投与による関係因子のスクリーニング結果を踏まえて、想定される網膜血管新生制御のモデルを報告する。そのうえで、虚血性疾患におけるエピジェネティック制御の重要性について議論したい。
keywords: 網膜症 ; 血管新生 ; 低酸素応答
The analysis of epigenetic regulation in retinal ischemia and angiogenesis.
*Takuma Neo [1][2], Kengo Nakanishi [1], Yoshihiro Takamura [3], Masaru Inatani [3], Masaya Oki [1][4]
[1] Dept. of Appl. Chem. Biotech., Grad. Sch. of Eng., Fukui Univ. [2] Research fellow, JSPS [3] Dept. of Opthalmol., Fac. of Med. Sci., Fukui Univ. [4] Life Science innovation center, Fukui Univ.