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アカパンカビ短寿命変異株senの原因遺伝子の特定
*佐々木猛[2], 田中里沙[2], 吉原亮平[1], 田中秀逸[1], 畠山晋[1]
[1]埼玉大・理, [2]埼玉大・院理工

sen ( senescent )変異株はアカパンカビの近縁種を起源とする短寿命変異株である。MMS感受性とmtDNAの不安定性などの表現型を見いだしつつ、原因遺伝子の特定を目指してきた。次世代シーケンス解析によるSNP情報を利用した連鎖解析によって、22の候補遺伝子に絞り込まれた。これらの中で野生型のNCU01304を含むDNA断片が sen 株のMMS感受性を相補した。加えて、野生株のNCU01304を sen 株由来の配列に置換したところ、 sen 株と一致する表現型を示した為、 sen 株の原因遺伝子はNCU01304であると結論した。このORFはリボヌクレアーゼドメインを有するタンパク質をコードする為、ミトコトンドリアにおけるRNA分解とmtDNA維持機構に関わりがあると予測する。
keywords: アカパンカビ;ミトコンドリアDNA;加齢

Identification of the gene responsible for the senescent (sen) mutant in Neurospora crassa
Takeru Sasaki[2], Risa Tanaka[2], Ryouhei Yoshihara[1]、Shuuitsu Tanaka[1]、Shin Hatakeyama[1]
[1] Fac. Sci. Saitama Univ. [2] Grad. Sch. Of Sci. & Eng. Saitama Univ