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シロイヌナズナの低温強光UV-B応答を全て担うシス因子機能ユニット
*三田井香菜[1], 速水菜月[2], 小玉和靖[1], Ezeh Okechukwu Samson[2], 井内聖[3], 山本義治[1][2][4][5]
[1]岐阜大院自然研, [2]岐阜大連農, [3]理研BRC, [4]岐阜大応用生物, [5]理研CSRS

強光、UV-B、及び低温ストレスを受けると数十倍の転写活性化を示す光防御関連遺伝子ELIP2の転写制御メカニズムの研究から、私たちはこれまでにELIP2の環境ストレスによる転写活性化にはプロモーター中のElement AとBは単独では機能せず、両者の組み合わせが必須であること、この二つがあれば全てのストレス応答を再現できること、を明らかにした。現在は単独では機能しない2つの転写制御配列ユニットに含まれるそれぞれのシス配列の働きと相互作用の分子機構を明らかにすることを目的として研究を進めている。今回はElement AとBの組み合わせに対してどちらか一方のエレメントに機能を弱めるような1塩基置換を加えストレス応答性を解析した。解析の結果①Element BだけでなくElement Aもストレスシグナルを受け転写制御していること、②Element Bには一つもしくは少数の転写因子、Element Aには多様な転写因子が結合すること、が示唆された。In vivo及びin vitroの解析によりElement BにはCRY1及びUVR-8よりシグナルを受けるHY5が結合することは同定しているが、Element Aに作用するトランス因子は現在不明である。
keywords: 植物;環境制御;転写応答

A unit of two cis-elements regulating light/cold/UV-B stress responses in Arabidopsis
*Kana Mitai[1], Wasei Kodama[1], Natsuki Hayami[2], Ezeh Okechukwu Samson[2], Satoshi Iuchi[3], Yosiharu Y. Yamamoto[1][2][4][5]
[1]Grad Sch Nat Sci Tech,[2] UGSAS Gifu Univ, [3]RIKEN CSRS, [4]Fac Appl Biol Sci, Gifu Univ [5]RIKEN BRC