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水平伝播を利用したDNA導入法
*金子真也[1], 中濱みさ子[1], 相澤康則[1][2]
[1]東工大・生命理工, [2]神奈川県立産業技術総合研究所

前世紀ゲノムは「調べて学ぶ」対象であった。今世紀ゲノム編集技術を用いて「変えて活用できる」ようになり、「デザインして作り出す」時代が到来しつつある。しかしDNAは長くなるほど物理的ダメージを受けやすく、サイズの大きいDNAはピペッティングを伴うin vitro操作には適さない。一方、水平伝播の形態の一つである「形質転換」では細胞外DNAが供与菌の生死を問わず、幅広い宿主間で直接移動する。我々はこの現象に着目し、宿主細胞を溶菌させることで、プラスミドDNAの抽出・精製操作を必要としない形質転換法「溶菌法」を開発した。迅速かつ簡便で、精製操作を必要としない「溶菌法」の汎用性について紹介する。
keywords: horizontal gene transfer, transformation, cell lysis

Artificial controlled horizontal transfer for the large-sized plasmid DNA
*Shinya KANEKO [1], Misako NAKAHAMA [1], Yasunori AIZAWA [1][2]
[1] School of Life Science and Technology, Tokyo Institute of Technology [2] KISTEC