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細胞老化をもたらすゲノム不安定性の原因の解明
*山室賀知生[1], 小林武彦[2]
[1]東京大・理・生物科学, [2]東京大・定量生命科学研究所
出芽酵母のリボソームRNA遺伝子(rDNA)は反復構造を持ち、複製時にコピー数が頻繁に変化する。これまでrDNAの安定性と寿命の両方に影響を与えるsir2変異株などの研究から、rDNAコピー数の変動(不安定化)が老化を誘導していることが示されている。しかし実際に加齢した細胞で、加齢とゲノムの不安定性の関係はあまり調べられていない。そこで私たちは加齢した細胞を集め、ゲノムの不安定性、それに関わる因子の働きの変化を調べた。その結果、加齢に伴うSir2量の減少からrDNAの不安定化までの経路を解明することができた。現在、Sir2量の減少の原因の解明を試みている。
keywords: 老化;出芽酵母
Analysis of the factors that reduce genome stability and cause cellular senescence
*Yoshio Yamamuro [1], Takehiko Kobayashi [2]
[1]Biol. Sci, The Univ. of Tokyo [2] Inst. for Quant. Biosciences, The Univ. of Tokyo