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大腸菌RecNによる核様体の再構築と細胞内局在の観察
*野田俊輔[1], 仁木杏樹[1], 毛谷村賢司[1], 赤沼元気[1], 菱田卓[1]
[1]学習院大大学院・生命科学専攻

大腸菌のSMC(染色体構造維持)様タンパク質であるRecNは、DNA損傷依存的に発現誘導され、RecAと共にDNA相同組換え修復に関与している。これまでの研究から、RecNはDNA二本鎖切断損傷(DSB)が生じた核様体に局在し、核様体の断片化を防ぐ役割を担っていることが示唆されているが、その詳細は不明である。本研究では、RecNをアラビノースで発現誘導できる大腸菌株を作製し、DSB損傷によって核様体が断片化した状態からRecNを発現誘導した際の影響を詳細に解析した。その結果、RecNの発現誘導によって断片化した核様体が元の核様体へと再構築され、それに伴って生存率が回復することが分かった。
keywords: 大腸菌;相同組換え修復;核様体

RecN-induced reconstruction of fragmented nucleoids.
Shunsuke Noda[1], Anju Niki[1], Kenji Keyamura[1],Genki Akanuma[1], Takashi Hishida[1]
[1]Biol. Sci, Grad. Sch. Sci, Gakushuin Univ.