1D-11Back
ヌタウナギの生殖細胞特異的な染色体の進化に関する考察
*長尾康平, 後藤友二, 久保田宗一郎
東邦大・理・生物学
円口類のヌタウナギ(Eptatretus burgeri)は、発生初期に始原体細胞が染色体(DNA)の一部を失い体細胞へ分化する、いわゆる染色体放出を行うことが知られている。これまでのFISH解析により、10種類の縦列型反復配列が8対全ての生殖細胞特異的染色体に座し、その分布パターンは6つに分類されることを明らかにしてきた。今回、ファイバーFISH法による詳細な解析により、異なる種類の反復配列クラスターが互いに隣接して存在していることを明らかにした。また、これらのデータから、本種の生殖細胞特異的な染色体の構造と進化について考察を試みた。
keywords: 染色体放出;ヌタウナギ;反復配列
Structure and evolution of germline-restricted chromosomes in a Japanese hagfish, Eptatretus burgeri
*Kohei Nagao, Yuji Goto, Souichirou Kubota
Biol. Sci, Toho Univ.