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ガンマ線が植物ゲノムへ与える影響を照射当代シロイヌナズナのゲノム解析で見る
*北村智[1], 佐藤勝也[1], 大野豊[1]
[1]量研・高崎研

植物体に放射線を照射すると、照射された(M1)植物では様々な変異細胞が混在したキメラ状態となる。よって、全ゲノム解析による植物の突然変異検出には、M1植物の自殖後代(M2)が用いられてきた。しかし、M2植物を用いた全ゲノム解析では、配偶子形成過程で脱落しやすい大規模変異の評価が不十分である等の問題がある。そこで、シロイヌナズナのアントシアニン合成経路におけるヘテロ接合性の消失を利用すれば、アントシアニン合成能を失った1変異細胞が増殖した組織をアントシアニン欠損セクターとして識別できると考えた。今回、この組織を用いた全ゲノム解析によって得られた、ガンマ線で生じた突然変異の特徴について報告する。
keywords: シロイヌナズナ;突然変異;ガンマ線

Characterization of genome wide mutations in gamma-irradiated Arabidopsis plants
*Satoshi Kitamura [1], Katsuya Satoh [1], Yutaka Oono [1]
[1] QST, Takasaki Adv. Radiat. Res. Inst.