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アセトアルデヒドによるDNA損傷とその修復経路の解析
*熊取谷健志[1], 篠原美紀[1][2], 松嵜健一郎[1]
[1]近畿大学・院農・バイオサイエンス,[2]近畿大学・アグリ技研

飲酒によりエタノールを摂取すると体内でアセトアルデヒドに代謝される。習慣的な飲酒は発がんリスクを上昇させる。近年、アセトアルデヒドがDNA損傷を引き起こすことがわかってきたため、飲酒による発がんリスクの上昇がDNA損傷によると考えられ始めている。しかし、アセトアルデヒドによるDNA損傷の種類や修復経路など、詳細について不明な点が多く残されている。そこで、我々はアセトアルデヒドによる DNA損傷の種類と細胞内応答の分子メカニズムを明らかにするため解析を行なった。その結果、アセトアルデヒドによりDNA二重鎖切断(DSB)が引き起こされ、NHEJとHDR両方のDSB修復経路が修復を行うことが分かった。
keywords: アセトアルデヒド;DNA二重鎖切断;非相同末端結合

Analysis of acetaldehyde-induced DNA damageアセトアルデヒドによるDNA損傷とその修復経路の解析
*Kenji Kumatoriya [1],Miki Shinohara [1] [2],Kenichiro Matsuzaki [1]
[1]Grad. Schl. Agri., Kindai Univ. [2]ATIRI, Kindai Univ.