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酵素の金属補酵素選択性の実験室内進化
*関 貴洋[1], 梅野太輔[1, 2]
[1]早稲田大・理工総研, [2]早稲田大・理工・応用化学

多重な制御ネットワークにより,細胞内組成,とくに金属イオン濃度は,厳密に監視されている.細胞内における酵素は,このホメオスタシスの効いた環境で進化してきたが,そのホメオスタシス故に,その触媒機能の進化能をフルに発揮してはいないと想像される.グラム陰性菌の持つペリプラズム空間は,内膜の遮蔽性の高さと外膜の小分子の透過性の高さからその化学組成は外環境に近く,容易に変更することができる.本講演では,ペリプラズムにおいて,さまざまな金属組成における,酵素の活性進化実験の結果について報告する.
keywords: 進化合成生物学;ペリプラズム;酵素

Divergent evolution of cofactor preferences of metalloenzymes
Takahiro Seki[1], Daisuke Umeno[1, 2]
[1] Res. Inst. Sci. Eng., Waseda Univ., [2] Appl. Chem., Adv. Sci. Eng., Waseda Univ.