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ショウジョウバエにおける性染色体化がヒストン修飾の進化に与える影響
*陳胤佳[1], 青木花織[1], 野澤昌文[1][2]
[1]都立大・院理・生命科学, [2]都立大・生命情報研究センター

常染色体から性染色体が生じると、通常Y染色体は多くの機能遺伝子を失い退化する。また、X染色体もその初期進化過程では急速に退化・特殊化することが明らかになってきた。本研究では、性染色体誕生後のクロマチン変化と、それが性染色体進化に及ぼす影響を明らかにすることを目指して研究を進めている。これまでに、ネオ性染色体とよばれる起源の新しい性染色体を持つDrosophila mirandaとそれを持たない近縁種D. pseudoobscuraの活性型ヒストン修飾H3K4me3および抑制型ヒストン修飾H3K9me2の程度をChIP-seqを用いて発生段階ごとに比較した。本発表ではこれらの結果を紹介する。
keywords: ヒストン修飾;ネオ性染色体;ショウジョウバエ

Effect of acquiring sex chromosomes on the evolution of histone modification in Drosophila
*Yinjia Chen [1], Kaori Aoki [1], Masafumi Nozawa [1,2]
[1] Dept. Biol. Sci., Tokyo Metropolitan Univ. [2] Research Center for Genomics and Bioinformatics, Tokyo Metropolitan Univ.