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Open reading frameが保存されたLINEレトロトランスポゾン座位の同定
*北尾晃一[1], 宮沢孝幸[1], 中川草[2]
[1]京大・医生研, [2]東海大・医・分子生命
LINEは脊椎動物ゲノムに豊富に存在する転移因子であるが、タンパク質をコードする機能遺伝子になったものもあるのだろうか。今回、我々は20種の脊椎動物ゲノムでLINEのORFを探索し、数千万年以上ORFが維持されているLINE座位を複数発見した。既知の遺伝子注釈情報とLINE-ORFを比較すると1)宿主タンパク質と一致したもの、2)宿主タンパク質のオルタナティブエクソンとなっていたものが見つかった。1では宿主タンパク質自体がLINEに由来している可能性がある。2ではLINEと宿主遺伝子のキメラタンパク質の存在を示唆する。高保存性LINE-ORFの発見は転移因子が関わるゲノム進化の新局面を示唆する。
keywords: トランスポゾン;LINE;遺伝子進化
Identification of evolutionally conserved open reading frames from long interspersed nuclear elements (LINEs)
*Koichi Kitao [1], Takayuki Miyazawa [1], So Nakagawa [2]
[1] LiMe, Kyoto Univ. [2] Sch. Med, Tokai Univ.