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KRAB-ZFPsクラスターはマウス亜種間ハイブリッドES細胞の樹立効率と転移因子発現に影響する
*平山愛理[1], 徳安碧[1], 吉信公美子[1], 荒木正健[1], 荒木喜美[1]
[1]熊本大学 生命資源研究・支援センター

我々は、マウスES細胞を用いた遺伝子トラップ法を行う過程で、トラップされた遺伝子配列が、染色体のある特異的領域に繰り返し出現する領域を4箇所発見、CSCT領域と名付けた。この領域はトランスポゾン(TEs)抑制に働くKRAB-ZFPsクラスター領域と重なっており、また、多数のマウス系統雑種ESCを用いた解析でeQTLやatacQTLとして同定されている。我々は、CSCT領域がESC樹立に影響を与えると考え、CSCT欠損C57BL/6と MSMのF1胚でのESC樹立効率を比較した結果、CSCT領域の欠損が増加するにつれ、樹立効率が低下した。現在、TEsの発現解析を行っており、その結果も報告したい。
keywords: Chromosome Specific Clustered Trap region (CSCT);転移因子;ES細胞

Functional Analysis of Chromosome Specific Clustered Trap region (CSCT) in Mouse inter-subspecies hybrid ES cells.
*Airi Hirayama[1]、Midori Tokuyasu[1]、Kumiko Yoshinobu[1]、Masatake Araki[1]、Kimi Araki[1]
[1]Institute of Resource Development and Analysis Kumamoto University