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Vigna属12種の比較ゲノム解析で見出されたWOX転写因子の大増殖と転移因子の関係
内藤健[1], 若竹崇雅[1], 福島健児[2], 坂井寛章[1]
[1]農研機構・資源研, [2]ヴュルツブルク大学

我々は最近Vigna属12種の全ゲノムを解読したが、V. riukiuensis と V. marina においてWOX転写因子が大幅に増殖していることを見出した。特にV. riukiuensis では1,000以上あり、しかもそれらのイントロンを持たず配列もほぼ同一であった。さらに反復配列の解析を重ねた結果、増殖したWOX転写因子の上・下流の両方に約3kbpのLTRが存在しており、TIRも含めて完全なLTRレトロトランスポゾンの形を保っていることが明らかとなった。したがって、WOX遺伝子が転移因子にヒッチハイクしたような状態になり、転移因子の増殖に伴って宿主側の遺伝子が増殖したと考えられる。
keywords: LTRレトロトランスポゾン、レトロ遺伝子、ゲノム

Burst of WOX transcription factor by hitchhiking TE in Vigna genomes
*Ken Naito [1], Takanori Wakatake [1], Kenji Fukushima [3], Hiroaki Sakai [1]
[1] NARO, [2] University of Wurzburg