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(p)ppGpp合成酵素欠損を抑圧するRNAポリメラーゼ構造遺伝子外変異の解析
*高梨穂乃花[1], 大坂夏木[2], 朝井計[1]
[1]東農大・院・バイオ, [2]慶応大・先端生命研
細菌の環境適応機構として知られる緊縮調節では、アミノ酸飢餓時に警告物質(p)ppGppが合成・蓄積し、RNAポリメラーゼ(RNAP)の活性を制御することで、生存を可能とする。大腸菌や枯草菌の(p)ppGpp合成酵素遺伝子欠損株[(p)ppGpp0]は、最少培地で生育阻害を示し、それを抑圧する変異はRNAPの構造遺伝子内に同定されている。我々は、枯草菌(p)ppGpp0株の新たな抑圧変異を、RNAPコア酵素をコードするrpoB上流の推定リボソーム結合部位に同定した。これはRNAPの発現調節がアミノ酸飢餓への適応に関わる可能性を示唆するものであり、現在、その抑圧機構について解析を進めている。
keywords: 枯草菌;緊縮調節;RNAポリメラーゼ
Analysis of a (p)ppGpp deficiency suppressor mutation resided in 5' UTR of the RNA polymerase gene
*Honoka Takanashi [1], Natsuki Osaka [2], Kei Asai [1]
[1] Bio, Tokyo Univ. of Agri. [2] Institute for Advanced Biosciences, Keio Univ